自由診療について

自由診療の診療姿勢について

船曳歯科クリニックでは、デンタルドック以降の健康治療については、すべて自由診療（保険外診療）で行っています。
 

どんなに小さな虫歯の治療でも、いろいろと考えます。

　なぜこの歯は溶けてしまったのだろう？
　この虫歯を詰めても、また治療を繰り返すことになるのではないか？
　今、この歯を、この虫歯を削ってもいいのだろうか？
　この患者さんの歯は、口は、今後どうなっていくのだろうか？　
　本当の口の健康を提供したいが…
　患者さんはいまの状態を理解されているだろうか？
　患者さんにとっての最大の利益とはどのようなものなのだろう？
など
 

疾病中心の治療の考え方

歯だけを見ていればあまりこのようなことは考えず、
　穴が開いてるんだから早く削って詰めてあげよう。
　歯がないところへ早く噛めるように歯を入れてあげよう。
となるわけです。
疾病中心の健康保険の考え方は、これに近いと思います。
このこと自体は間違いではないと思うのですが、そこには「なぜそうなったのか？」「これからどうなるのか？」という見方は見えてきません。
私たち歯科医がしている治療の多くが実は過去に治療した歯の再治療であることを考えると、甘く簡単に考えてはいけないように思うのです。
 

最大の利益、最適口腔健康:Opimal Oral Healthについて

目の前の患者さんに最大の利益になるように考えたいと思うのですが、では最大の利益とはどのようなものでしょうか？
私たちは、この患者さんが手に入れることのできる最善の状態になること、すなわち「最適口腔健康」を手にいれられることだと考えます。
「最適口腔健康：Optimal Oral Health」とは、例えば次のような状態です。
・清潔で虫歯や歯周病など病気がないこと
・快適で、良く噛めて、美しいこと
・そしてその健康が長く、できれば生涯つづくこと
・そのために治療を繰り返さないですむようにすること
・将来の口の健康について不安のないこと
 
だから簡単に歯を削ってはいけないのです。
もっと丁寧に慎重に真剣に考えるべきだと思うのです。
 
そのような理由で船曳歯科クリニックでは、痛みなどの緊急治療以降の治療はデンタルドックを通して、予防中心で包括的な（口全体の）治療を行います。
健康保険中心の１日に何十人と治療するスタイルではなく、一人ひとりの患者さんに１～２時間の時間をかけて丁寧に進めていきますので、デンタルドック以後の計画治療についてはすべて自由診療でおこなっています。
すべての包括的な治療をクリニック貸し切り診療のスタイルで、予防的に丁寧に行うための自由診療です。
セラミックを入れるから…　インプラントを入れるから…　というような治療の型による自由診療ではありません。
 

健康への投資

これまでの予防的な考え方に乏しい古典的な歯科治療では、一度治療した歯の再治療が繰り返し行われ、最終的に歯が失われれば入れ歯やインプラントでの修復が増えていくような心配があります。
再治療にかける時間や費用が浪費されるのも残念ですが、何よりもかけがえのない口の健康が損なわれることがとても残念です。
悪くなる原因をなくして本当の口の健康を手に入れることで再治療は最小限に抑えることができるでしょう。
そうすれば歯の治療が「消費」ではなく健康への「投資」となります。
また治療費についても単純に額面だけではなく、それが経済的であるべきだと考えます。
 

治療費について

治療にかかる費用については、デンタルドックのStep3（３日目）に治療計画とともにお知らせいたします。
また治療にかける期間や進め方、治療費のお支払い方法（治療終了までの分割払いなど）についてもご相談に応じます。
 

まずはご相談ください

「このような考え方に関心はあるが、自由診療となると心配」という方は、是非ご相談ください。あらゆることを決して無理に勧めるようなことはございません。
ご相談だけであれば無料、口の診察や治療が必要な場合は3,000円～（自由診療）もしくは緊急処置として保険診療でおこなっています。